ただの慢性疲労が実は病気だった

ただの慢性疲労が実は病気だった

慢性疲労はしばらく休息をすれば解消しますが、病気の場合いくら休んでも疲れが取れません。それを慢性疲労症候群といいます。

 

日常生活に支障が出るほどの疲労が6ヶ月以上続き風邪に似た症状がきっかけになることもあります。20歳〜50歳の人が発症し、女性に多く見られます。

 

アメリカでは10万人に38人の割合で確認されており、電話調査を行ったところ実際は何倍もの確率で発症していることが分かっています。

 

慢性疲労症候群の原因はまだ判明しておらず、原因が一つなのか複数関係しているのか、身体的な要因か精神的な要因かさえ結論付けることができていません。ある研究では風疹ウイルスやヘルペスウイルス、HIVウイルスなどに感染していることを指摘しましたが、最近はウイルス感染が原因という可能性はほぼ無いとされます。

 

免疫システムの異常と主張する人もいて、患者のおよそ65%はアレルギーを保有しています。慢性疲労症候群は家族に患者がいると、自分も発症しやすいです。それは家族だと身体的または精神的ストレスに対する反応が似ているからとも言われています。毎日スッキリしない日々を送っている方は要注意ですよ。

 

治療では抗うつ薬やコルチコステロイド薬などを使って、少数の患者では改善が見られています。しかし全ての患者に効果がある治療法は確立されていないので、時間の経過とともに症状が治まるのを待つしかありません。病気だからと休息をとりすぎても体力を低下させるので、有酸素運動も取り入れるのが大事です。最近では、漢方の精力剤なども上手に利用している方もいるようですね。